東北を代表する夏祭り「青森ねぶた祭」が8月2日始まった。期間中は大型ねぶた23台が運行され、囃子や跳人と共に青森市内約3キロのコースを練り歩く。4年ぶりの通常開催となった2023年、沿道に詰め掛けた観客からは大きな拍手が送られている。その「青森ねぶた祭」の運行を間近で観覧しながら、地元の食材で作ったお料理がいただけるという「100万円VIPシート」が話題になっている。

「100万円VIPシート」(提供オマツリジャパン)

100万円のプレミアムなシートとは

「100万円のVIPシート」は運行コース沿い、ホテル青森から国道4号までの平和公園通りに設置されている。高さ約1.7mの櫓には、テーブルと座布団敷きのシートが設置されていて、ゆったりと祭り見物ができる空間が広がっていた。

ステップを登ると
夜のイメージ(提供オマツリジャパン)

専属コンシェルジュの付き添いやねぶた師によるねぶたの解説、そして青森の食材を使ったお食事や飲み物が提供されて税込み100万円。1組最大8人まで利用ができ、1日6組限定の特別席だ。青森市と共催して企画したオマツリジャパンによると、祭り期間の後半はほぼ完売とのことだ。

ねぶた師による祭の解説(提供 オマツリジャパン)

オマツリジャパンの加藤優子代表は「母方が青森出身なので、こうして地域に貢献できるのはうれしい。青森県産品を使用したお料理を楽しみながら、迫力あるねぶたを楽しんでいただきたい」という。

オマツリジャパン 加藤優子代表

プレミアムなお品書きは?

「100万円のVIPシート」で提供されるのは、青森県の厳選素材をふんだんに使ったプレミアムなお重だ。メニューを企画、提供する青い郷里」(青森市)を訪ねた。

料理を企画提供する 青い郷里(青森市)

100万円のVIPシートで提供される豪華弁当