宮下知事が就任以来初めて各省庁へ要望活動をしました。今年度の県の重点施策について説明し、子育て支援や医師不足解消の仕組み作りなどへの協力を要請しました。

宮下知事は21日午後、文部科学省の簗 和生文科副大臣を訪ね、今年度の県の重点施策に関する提案書を手渡しました。提案書に盛り込んだのは4項目です。主なものは、0~2歳児までの保育費などを完全無償化することで子どもを産み育てたくなる環境づくりとすること。また、医療環境を改善するために医師が多くいる県で勤務していた人が希望する期間、不足している県で勤務できるようにする仕組みの創設などです。

※宮下宗一郎 知事
「これからの青森県の本質に迫る政策課題については、私自身が選挙戦を通じて言っていたように、国の制度をしっかりと変えて頂く部分や国に提案して通していかないといけない部分があると思う。そうしたことはこれから個別の省庁とやりとりをすることで考えている」

宮下知事は21日、総務省や国土交通省など合わせて9つの省庁を訪ね、県の重点施策への協力と理解を求めました。