青森県東北町で19日、町内2か所でクマと見られる動物の目撃が相次ぎました。町内での目撃情報は先週から5件に上り町などが警戒を呼びかけています。
6月15日に東北町大浦の境ノ沢地区で撮影された動画です。画面の上で黒色の動物が田んぼ沿いを走っているのがわかります。
東北町では6月14日に東北牧場の敷地内で1頭のクマが目撃されて以降、目撃情報が相次いでいます。
19日は午前6時ごろに沼崎本村地区からクマの目撃情報が町に寄せられると、正午過ぎにはそこから車で10分足らずの距離にある小川原湖畔のキャンプ場でも利用者がクマの姿を目撃しました。東北町によりますと、19日目撃されたクマはいずれも体長1メートルほどの子グマと見られています。
※小川原湖ふれあい村作業員 町屋義彦さん
「湖の近くで見たらしい。去年も。今年は敷地まで上がってるから、珍しい」
町内ではこれまでに人や農作物への被害は確認されていませんが町は警察や消防とともに警戒を続けています。












