三村申吾知事が6月の任期満了に伴う青森県知事選挙へ出馬せず、勇退する意向を固めたことが関係者への取材でわかりました。

三村知事は現在、県政史上最長となる5期目の66歳で関係者によりますと今期で勇退する意向を固めたということです。
ただ、三村知事は18日朝、報道各社の取材の取材に対して明確な答えは避けました。

※三村申吾知事
「(勇退を報じた)新聞をとっていないので」Q.(進退を検討中と)きのう答えた通りで変わりは?「ありません」

一方、知事選へ出馬する意向を示しているむつ市の宮下宗一郎市長は18日朝、次のように述べました。

※むつ市 宮下宗一郎市長
「知事本人からの出処進退が明らかになっていませんので私から何か申し上げることはありません」

18日朝8時30分頃 登庁する宮下市長

知事選を巡っては、青森市の小野寺晃彦市長が三村知事が勇退した場合、知事選へ出馬する意向です。自民党青森県連は、1月20日に県議へ知事選の対応を説明したうえで21日に選考委員会を開く予定です。