青森県の宮下宗一郎 知事が、拠点の形成を目指す核融合発電=フュージョンエネルギーについてです。政府に対して技術開発拠点に、むつ小川原地域を位置づけることなどを求めました。
宮下知事は14日、内閣府・経済産業省・それに文部科学省を訪れ、重点施策の提案をしました。
この中で、強調したのが「核融合発電」です。

核融合発電は、水素などの原子核を融合した際に出るエネルギーを発電に利用するものです。
政府は、次世代のエネルギーとして2030年代の発電実証を目標にしていて、県は技術的な実証などをする原型炉の誘致などを目指しています。
これを踏まえ、宮下知事は六ヶ所村のむつ小川原地域を技術開発拠点に位置付け、産業や研究開発の集積を図ることなどを求めています。
要望に対して、経済産業省の赤沢亮正 大臣は「青森県をフュージョンの始まりの地にすることに協力を惜しまない」と答え、前向きな姿勢を示したということです。
青森県 宮下宗一郎 知事
「どういうふうに推進していくかだけ決まっても、場所がないと次のステージに進まないと思います。青森県がその場所に選ばれるように、これからも活動を続けていきたいと思います。誘致するだけではなくて、これをまちづくりのきっかけ、拠点として産業のサプライチェーンを作って、日本の勝ち筋に貢献していくのを理解してもらうために来ています」
宮下知事は2026年3月に、核融合発電に関する総合的な戦略をまとめていて、県内で生み出される付加価値は1兆3800億円を超え、20年間での雇用創出は延べ27万人余りとしています。
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