2023年に青森県八戸市の「みちのく記念病院」で起きた殺人隠蔽事件の裁判で起訴された元医師の男は、兄の元院長が犯行を主導したと主張しました。

青森地裁で14日、石山哲 被告(61)の2回目の裁判が開かれ、被告人質問が行われました。

みちのく記念病院の医師だった石山 被告は2023年3月、入院中の男が同じ病室にいた患者を殺害した事件で、兄の元院長と共謀し、死因を「肺炎」とする虚偽の死亡診断書を作成して事件を隠蔽しようとした犯人隠避の罪に問われています。

石山被告は起訴内容を認めていて、裁判の争点は2人のどちらが犯行を主導したかです。

14日の被告人質問で石山被告は殺人事件の翌日に交わした元院長との会話について弁護側から問われると、元院長が「『死亡診断書を書かせた医師の名前』・肺炎」と言い、2つの単語で虚偽の診断書を作成する旨を伝えてきたと述べました。

また、質問のなかで、「患者や家族、職員にご迷惑をかけて申し訳ない」と謝罪の言葉を述べました。

次の裁判は9月1日に開かれ、検察側の求刑などが行われる予定です。

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