「あなたのマイナンバーカードが…」はじまりは自宅にかかってきた電話

八戸警察署によりますと、今年6月17日、県内に住む50代女性の自宅電話に電話があり、豊島郵便局のマツダと名乗る男から
「キャッシュカードなどが入っているゆうパックを着払いで送っていないか」
「あなたのマイナンバーカードが悪用されているので被害届を出した方がいい」
と言われ、警視庁池袋署捜査二課の井本と名乗る男が電話に出ました。

すると井本から
「あなたが個人情報を売って金品を受け取った容疑者になっている」
と言われ、スマートフォンを使って事情聴取されることになりました。

「あなたの資金を調査する必要」LINEのビデオ通話で暗号資産購入指示され

その後、LINEアカウント「井本仁」を使うスーツ姿の井本からLINEのビデオ通話で
「金品を受け取っていないことを証明するためには、あなたの資金を調査する必要がある」
「コインチェック上で、暗号資産イーサリアムを購入し、私が指定するアドレスに送金すれば調査することができる」と言われました。

暗号資産600万円以上を送信後、不安に…

そのため女性は自分の銀行口座から、自分名義のCoincheck口座に現金を振り込み、スマートフォンで暗号資産取引所「Coincheck」を利用して、暗号資産イーサリアム(ETH)を購入し、6月19~25日まで4回にわたり、時価計616万2819円相当のETHを指定されたアドレスに送信しました。

その後、不安になり、インターネットで調べたところ、自分と同じ被害に遭っている人の記事を見つけ、被害に気づいたということです。

警察は、警察官が金品を要求することは絶対にないとして、急に電話があった後に現金を要求された際は、事前に家族や知人、最寄りの警察署に相談して絶対に1人で対応しないよう呼びかけています。