6月の任期満了に伴う青森県知事選へ向け、青森県内の2人の市長が立候補の動きを加速させる中、現職の三村申吾知事は自身の進退について「まだ申し上げる状況にはない」として10日の取材でも明言を避けました。
※三村申吾知事
「(進退を)自分としてはまだ申し上げる状況にはないけど、きちっと自分としても、やるべきことの方向性、段取りが全部見えたなかでいろいろと皆さま方にご報告をする時期は、もちろんあると思います」
三村知事は報道各社の取材に対し、これまでと同様に進退を明言しませんでした。また、青森市の小野寺晃彦市長が1月8日までに自民党の青森県議会議員などに対し、三村知事が勇退した場合に出馬する意向を伝えたことについては、「思いを受け止める」と述べるにとどめました。
※三村申吾知事
「小野寺さんの決意・覚悟とか、ただ、条件がどうこうとありましたが、それぞれの思いを受け止めるということで、私からどうこうアドバイスしたり、何かをすることは、この場面においてはない」
知事選を巡っては、むつ市の宮下宗一郎市長も出馬の意向を表明しています。三村知事が進退について沈黙を続ける中、年明けから現職の市長2人は、動きを加速させています。












