東京・豊洲市場で最高値の3604万円で落札された大間産クロマグロ212キロを釣り上げた大間町の竹内正弘さん(71)。1月5日午前8時、報道関係者の共同インタビューに、5年ぶり7回目となる一番マグロをとったときの胸中を語りました。


<インタビュー全文>
Q.大間としては12年連続の一番マグロになりましたが、感想は?
A.あてにしていなかったけれどおかげさまで大間産でよかったです。

Q.ご自身では7回目?
A.今回で7回目ですね。

Q.どうですか?
A.何回でもうれしいことです。

Q.3年連続でとったこともあったが、間をおいて7回目となるがこれまでと違う部分として感想は?
A.違う部分はないが、結構今回数多くあったのでその中で選ばれたっていうことはうれしい。

Q.31日にも260キロを超えるマグロをととったかと思うが、そちらでではな212キロが選ばれたことをご自身はどう分析?
A.私としては、船に上がった時からこの魚最高だな、いい魚だなと思っていた。

Qどういったところが最高だった?
A.肉質や体型・肌の色から最高にいい魚に見えた

Q.獲ったときからこれは初競りに行けるかなとおもった?
A.そうでもないが。結構数が上がったみたいだからそうとまでは。

Q.212キロのマグロはいつ獲られた?
A.31日の朝

Q.ちょうど260キロを超えたときと
A.それとほぼ同じ

Q.獲り方ははえ縄?
A.そうです、はえ縄です

Q.引き上げるのに格闘したとか?
A.そんなにはえ縄というのは強くひかないんだよ。

Q.燃料が高騰している中での漁はどう?
A.マグロ釣りはね、燃料のこと気にしては動きづらいから、あまり気にしないようにしてた

Q.ことし1年どういう年にしたいか、今年にかける思いを
A.常に事故なく無事に過ごせればいいなと思っています。

Q.消費者の方においしく味わってほしいなど、何かメッセージは
A.それはもちろん、マグロ1本で3000万だものね。それこそおいしくいただいてもらえればありがたい

Q.12年連続ということで大間のブランドというものについてご感想は
A.これはうれしいことです。これからの若いひとたちにも、大間の一番というのは地元の漁師さんにも若い人たちにもすごくいいことだと思う