青森県板柳町の町議会では、統合小学校の改修費などを盛り込んだ来年度の一般会計予算案の「再議」を行う臨時議会が18日に開かれましたが、18日の採決でも否決され、来年度予算が決まらない事態となっています。

板柳町では、16日の町議会最終日に来年度の一般会計予算案を提出していましたが、野党議員の反対で否決され、旧板柳南小学校の長寿化改修など約15億円の予算を削減する修正案が可決されていました。

これに対し、葛西健人 町長は地方自治法に基づき議会に再考を促すために「再議」を求め、18日の臨時議会を召集しました。

町の小学校の統合については2024年、長寿化改修案と校舎の新築案で町を二分した議論が紛糾し、その後の住民投票で「長寿化改修」支持が多数となった経緯があります。

葛西町長は「再議」の理由として、統合小学校の予算は住民投票を踏まえ計上されたもので、町民の意思に反するとしています。

板柳町 葛西健人 町長
「板柳南小学校長寿命化改修することは、令和6年8月18日に実施された住民投票の結果を受けたもので、修正された予算は統合小学校長寿命化改修工事の予算を削除するもので、町民の意思に反するもの」

「令和10年4月の開校が間に合わず、保護者や児童にも大きな影響を与えることになります」

ただ、18日の採決でも、賛成が全体3分の2にあたる8人に達せず否決され、来年度の予算は決まらない状況です。

葛西町長は来週にも再び「再議」行い、今年度中の予算成立を目指したいとしています。