経緯などは…？（追記：12月15日午後2時24分）

町の発表によりますと、2025年11月5日、町内会長から交通災害共済の団体奨励金振り込み時期について問い合わせがあり、不審に思った上司が、男性主事補が管理していた交通災害共済組合通帳を確認。

すると、金はすでに引き出されていたものの、町内会等へ奨励金が支払われていなかったことが判明したほか、加入票を精査した結果、窓口で受け取った加入掛金の一部が通帳に入金されていないことも判明したということです。

町では、ほかにも男性主事補が管理していた団体の通帳なども調査した結果、弘前地区防犯協会藤崎支部と藤崎町消防団の通帳からも不正に金が引き出されており、また、課内職員積立の通帳残高と収支決算書とが合わなかっことも確認。

事実を課長に報告の上、その後、体調不良を理由に数日間休暇を取得していた男性主事補に直接面会して、金の行方を確認したところ横領の事実を認めたということです。

男性主事補は横領した金を、友人へ貸すためや、ギャンブルを理由とした消費者金融への借金返済にあてていたとしています。