青森県弘前市の「弘前公園」では、雪の重さから樹木を守るための準備が進んでいます。2025年もユニークな『頭飾り』が登場し、冬ならではの景色が広がっています。
弘前公園には、ツツジやシャクナゲなどの約3万本の樹木があります。降雪シーズンを迎えて進んでいるのが雪囲い作業。職員は、丸太で組んだ支柱に板を1枚ずつ縄でくくりつけていきます。
弘前市 公園緑地課 橋場真紀子さん
「去年は記録的な大雪の影響で、園内のマツを中心に約50本ほど幹折れや寝返りという状況に陥った。今年はそういう被害にならなければと思い、作業を進めています」
また、枝が雪の重さで折れないようにするために、縄などで補強する「雪吊り作業」も行われ、縄細工の「頭飾り」を2025年も楽しめます。
2026年の干支=午(うま)をモチーフにしたものなど、一つ一つ工夫が凝らされています。
静岡からの観光客
「珍しいというか、おもしろい。色々と考えているんだね」
作業は、12月中旬まで行われます。












