23日昼ごろ、新青森駅に到着した東北新幹線の車内で袋に入った「白い粉」が見つかりました。後続の列車では「黄色い粉のような物」が発見され、警察の確認のため列車に遅れがでました。

須崎蓮 記者
「午後0時20分です。不審物が発見された新青森駅に警察の車両が次々と到着しています」

新青森駅で慌ただしく動く警察官たち。
JRや警察によりますと、新青森駅に到着した東北新幹線「はやぶさ3号」の車内で23日午前11時半ごろ、清掃係員が袋に入った「白い粉」を見つかりました。

通報を受けた警察が確認を進めていると、後続の列車でも不審な物が見つかります。

こちらは白い粉ではなく「黄色い粉のような物」で新青森駅へ到着した「はやぶさ7号」の車内の床で、午後0時半ごろに清掃係員が発見しました。

警察による確認は3号と7号、2つの車両で行われ、警察は、見つかった粉を回収し、成分の特定を進めていますが、いずれも危険性は確認されていないということです。

この影響で折り返しで運行する予定だった、上りの列車1本に23分の遅れが出ました。