気象庁は10月22日（水）に大雨と雷及び突風に関する「全般気象情報」を発表しました。
この情報によりますと、現在、「秋雨前線」が台湾付近から種子島・屋久島付近、伊豆諸島付近を通って、日本のはるか東にほとんど停滞しているほか、先島諸島付近には「熱帯低気圧」もあって、ゆっくりと南南西に進んでいます。
これらの前線と熱帯低気圧には暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、南西諸島では、大気の状態が非常に不安定となり、非常に激しい雨が降って大雨となっている所があるということです。また、南西諸島と伊豆諸島では、これまでの大雨で地盤の緩んでいる所もあるとしています。大気の非常に不安定な状態は、南西諸島では23日にかけて続く見込みです。
このため気象庁は、南西諸島では22日は、土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒するよう呼び掛けています。
また、伊豆諸島では23日にかけて、南西諸島では24日にかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意するよう呼び掛けています。
22日～23日までの24時間で予想される降水量など、「全般気象情報」の詳細は以下になります。
※気象情報は日々変わっていくため、今後も気象庁の最新の情報、天気予報には留意する必要があります。
※【雨と風の予想シミュレーション】は、関連リンクからご覧いただけます。
