青森市で囲碁大会の団体戦が開かれ、県内から参加した人たちは、真剣な眼差しで対局に臨みました。

2025年で33回目を迎えた大会には、30代~80代の愛好家約100人が集まり、対局に臨みました。

2010年の団体戦の参加者が330人と、この年をピークに年々減る傾向にあり、囲碁の普及を目的に開かれました。

団体戦は、1局30分と早い展開が求められるため、勝負に出るさい時間が使えるよう、時間配分が勝敗の鍵を握ります。

参加した人は
「久しぶりに興奮して夢中になれた」

「『あれも打ちたい』『ここも打ちたい』という欲望が多すぎて、そっちの方に行ってしまう。その辺がつきがなかったので、今日はうまくいかなかった」

「15回連続で大会に参加したが、なかなか4戦全勝は難しい。元気なうちは毎年参加したい」

参加した人たちは、大会の審判を初回から務めている弘前市出身の工藤紀夫 九段に直接指導を受けるなどして、囲碁で交流を深めていました。