“消えた”体長約3mヘビ 脱走~捕獲までの詳細

27日夜、捕獲されたのは体長約3mあるヘビで、8月5日に青森市のペットショップ「小どうぶつの森 ホーさんの家」から逃げ出したのが確認されていました。店から100mほど離れた住宅で、帰宅した人が玄関前にいるヘビを踏んで気が付きました。

発見者
「この辺にヘビがいたけれども、何も見ないで踏んでしまって、おかしいなと思ったけれども気にせず、そのあとライトで照らして確認したら、ヘビだと気づきました。(逃げていた)あのヘビだよなと思ったのと、踏んでしまったけれども無事だったかな…と思いました」

見つかったヘビはおとなしく健康な状態で、連絡を受けた店側が捕獲しました。捜索が始まってから23日目、けが人はなく、解決したことに地域の人は安堵しました。

近くの人は
「えっ、どこで見つかったんですか?びっくりしたでしょうね。よかったです。ほっとしました」
「(この辺りを)歩いていたので、そばにいたかもと思った。よかったなというのと、こんな近くにいたんだなというのと両方」


店では8月18日に、水槽を置いていた2階の天井裏にヘビが通ったような跡が確認されていました。このため、行方が分からなくなった8月5日からしばらくの間は店舗内にいてその後、外へ出た可能性が高いとしています。

小どうぶつの森 ホーさんの家 店長
「大きなヘビを脱走させてしまったことは、私どもの責任であり、心配・ご迷惑をおかけしたことは誠に申し訳ございませんでした。配管周りが構造上、隙間が空きやすいので、そういう部分も脱走しないように埋める作業を進める」

店側は、ヘビが水槽のドアを倒して逃げ出していたことから、鍵を二重ロックにするなど対策を強化しています。