【詳報】7月18日 午後4時17分更新

青森みちのく銀行は18日、むつ支店に勤務していた30代の元男性職員が取り引き先から現金51万円あまりをだまし取るなどしていたと発表しました。

現金をだまし取るなどしたのは、青森みちのく銀行むつ支店に勤務していた30代の元男性職員です。

銀行によりますと、元職員は2023年4月~2024年3月にかけて、融資のさい、本来は必要ない手数料の名目で請求したほか、親睦団体の会計業務で資金を一時的に流用していたということです。

その額は、5つの取引先であわせて51万4620円にのぼり、自分のクレジットカード決済の資金などにあてていました。

銀行は、元職員を懲戒解雇としました。元職員は全額弁済していますが、銀行は警察にも相談をしているということです。

今回の不祥事を厳粛に受け止め、銀行は「信頼回復と再発防止に向けてグループ全社を挙げて取り組んでまいります」とコメントしています。