新病棟の建設計画が白紙となった青森県の「むつ総合病院」について、東京の建築事務所に業務委託して、病棟の耐震改修か新病棟建設かを検討することになったことが分かりました。
病院を管理する下北医療センターによりますと、新病棟の設計に関わっていた内藤建築事務所の東京事務所が検討業務を請け負うことが決まりました。
ヒアリングにさいして、事務所から病棟の耐震改修か規模を小さくした上での新病棟を建設かを一本化した検討ができると申し出があり、30日に契約が結ばれました。
下北医療センター 代表参事 𠮷田 真 むつ市副市長
「色々なヒアリングの中で、内藤建築事務所東京事務所が、限られた期間の中で両方できますというヒアリングを受けたので、そちらを選択した」
委託期間は、7月1日~12月19日までで、下北医療センターでは、検討された内容と財政シミュレーションを踏まえたうえで、今年度中に病棟の整備方針の策定に着手したいとしています。