青い森鉄道は昨年度の当期純利益が1500万円余となり、4年連続の黒字になったと発表しました。
青い森鉄道は9日に取締役会を開き、昨年度の事業収支決算を報告しました。
それによりますと、昨年度の収入84億7746万円に対して支出は84億6179万円で、1566万円の黒字となりました。黒字は4年連続です。
ただ、コロナ禍から続く外出控えなどの影響で、鉄道事業の収入は当初の計画から1割近く落ち込んでいます。
このため、鉄道事業は本来であれば県に全額支払う計画だった線路使用料について、全体の1割あまりにあたる8424万円の減免措置を受け、収支の均衡を図っています。
線路使用料の減免措置を受けるのは6年連続です。
青い森鉄道 東 直樹 社長
「県内外の旅行客をコロナ禍前に戻していかないといけない。そこは今年度も全力で取り組みたい」
青い森鉄道は、今年度の収入を増やすために「貸し切り列車」や「イベント列車」を増やすことを計画しています。












