青森大学で2日、入学式が行われ来年度から募集停止される「社会学部」を含めた学生約300人が、新しい学校生活をスタートさせました。

青森大学には今年度、4つの学部であわせて約300人が入学しました。

入学式は青森市のキャンパスで行われ、東京とむつキャンパスの学生はオンラインで参加しました。

式では、一人一人の名前が呼ばれたあと、新入生を代表してソフトウェア情報学部の前島愛彩さんが誓いの言葉を述べました。

新入生代表 前島愛彩さん
「仲間とともに自ら学び、考えて行動し、問題を解決する能力を身につけ、自己研鑽に励むことを誓います」

大学では、より実践的な学びを提供するために、「社会学部」は来年度から学生の募集を停止し、学部を改編する計画です。

「社会学部」は1981年に設立され、これまでに卒業生6000人以上を輩出してきましたが、今年度が最後の入学生となります。

新入生
「自分は将来『消防士』になりたくて、社会学部で防災を学びたくて、社会学部を選びました。最後の社会学部の生徒として、鑑となる生徒になりきれいに卒業したい」

「部活もあるので学業と文武両道で、将来の夢につなげられる生活をしたい」

新入生たちは、将来への誓いを胸に4月7日から授業を受け、大学生活をスタートさせます。