青森県総合健診センターに、子宮頸がんの検診ができる検診車が納車され、3月31日にお披露目されました。
県総合健診センターでは、現在運用している3台のうち1台が老朽化したことから、26年ぶりに新しい検診車を導入しました。検診車では、一度に2人の子宮頸がん検診を行うことができます。
市川麻耶 キャスター
「これまでは待合室とのしきりがカーテンだけでしたが、プライバシーを考慮して、扉を閉めて鍵をかけられるようになりました」
県総合健診センターでの子宮がん検診の実施者は、2019年度は3万9000人以上だったのに対し、2022年度は3万5000人ほどとコロナ禍前の水準に戻っていないことが課題となってます。
こうしたなか、環境を整えた検診車を導入することで検診の実施者を増やしたい考えです。
県総合健診センター 佐々木あすか さん
「近年若い人の子宮頸がんの患者も増えてきているので、1人でも多くの方に受診していただいて、安心を持ち帰っていただきたいと思います」
検診車は、5月下旬頃から県内の自治体の検診で運用されます。