老朽化に伴い大規模な改修工事に入る、青森県五所川原市の「立佞武多の館」が明日4月1日(火)からの長期休館に向けて営業を終えました。
オープンから20年以上が経過した「立佞武多の館」では、雨漏りや空調設備の不具合などが発生していて、4月1日~2026年6月末まで改修工事を行うため休館します。
3月31日(月)は、クルーズ船の乗客や休館を知った観光客が訪れ、8月の「まつり」以外では見ることができない3台の大型立佞武多の勇姿を見学しました。
訪れた観光客は
「実家が五所川原市ですが、(立佞武多の館には)来たことがなかったので、最後なので見に行こうかなと思った。(休館は)きのう知った」
「入った瞬間、あの大きさに圧倒されました。『でか~!』と思って、想像以上でした」
また、館内で佞武多の製作を指導する職員には花束が贈られ、これまでの労をねぎらいました。
体験学習の職員は
「館自体が古くなり、改修が必要だと思っていたので」
「今までより一層、感動をもってもらいたい」
「立佞武多の館」は、2026年7月1日に営業を再開し、まつりの迫力を体感できる動画や外国人観光客にも分かりやすい展示内容となるほか、立佞武多の出し入れがスムーズになるということです。