「全国小・中学生ねぶた下絵コンクール」で最優秀賞に輝いた作品が、実際の『ねぶた』となった姿をお披露目する式典が青森市で開かれました。

式典には、下絵コンクールの小学生部門と中学生部門で最優秀賞に輝いた青森市の名古屋凛さんと石塚敦紫さんらが出席し、完成した「ねぶた」がお披露目されました。

名古屋さんの下絵を基にした「ねぶた」は、聖徳太子が宿敵を倒そうと戦場で奮闘する姿を描いたものです。

ねぶた師の北村春一さんの妻・登志枝さんが制作し、約2か月かけて完成させました。

下絵コンクール 小学生部門 最優秀賞 名古屋 凛さん
「細かく描いていたので作るのは難しかったと思いますが、こんな風にまとめてくれて、ありがとうございます」

また、中学生の石塚さんの下絵を基にしたねぶたは、ギリシャ神話の海や地震、馬の神様をヒントにしているということで、被災地の早期復興を祈るものです。

お披露目されたねぶたは1年間、「ワ・ラッセ(青森市)」に展示されます。