職員の親睦会のために集めた会費12万円を横領したとして、青森県の中南地域の県立高校の男性職員が停職4か月の懲戒処分となりました。

県教育委員会の定例会では、26日に6件の懲戒処分が報告されました。

このうち、中南地域の県立高校に勤める46歳の男性技能職員は、2022年に職員の親睦会のために集めた会費から12万円を横領し、私的に使ったとして、停職4か月の懲戒処分を受けました。

2024年2月に匿名の投書で発覚し、県教委の聴き取りに対して男性職員は「迷惑をかけて申し訳なく深く反省している」と話し、すでに全額を返済しているということです。

また、2022年に八戸市内のホテルの客室にビデオカメラを設置して女性を盗撮したとして、県教委は特別支援学校の男性教諭を、翌年に停職3か月の懲戒処分としていたと明らかにしました。

男性教諭は軽犯罪法違反の疑いで書類送検されましたが、不起訴処分となっていました。

一方で、県教委の聴き取りに行為については認めていました。男性教諭から県人事委員会に審査請求が提出されたことなどから、県教委は26日まで公表しなかったとしています。