青森県内有数のサクラの名所、五所川原市の芦野公園のサクラをせん定した枝が配布され、春を待ちきれない市民らが列を作りました。
配布された枝は、2月中旬からのせん定作業で切り落とした「ソメイヨシノ」や「ヤエザクラ」で花芽の多くついている700本です。
芦野公園は、およそ80万平方メートルの園内に1500本のサクラが咲き誇る県内有数のサクラの名所で「日本さくら名所100選」に選ばれています。
枝は金木地区内の18か所で配布され、このうち金木観光物産館「産直メロス」では多くの人が列をつくりました。そして配布が始まると花芽が多くついているものや枝ぶりの良いものを選んでは持ち帰っていました。
※持ち帰った人は
「花瓶に差し仏壇の横に置いておこうかなと思います」
「家で育てます。毎年です」
「良い枝ぶりをちょうだいしました。ありがとうございます」
枝は水に入れて10度ほどで管理すると10日くらいでサクラが開花するということで、4月23日に開幕する「金木桜まつり」より一足早く春を楽しむことができます。