春の足音が近づいてきました。青森県弘前市の商店街では19日、街路樹の「十月桜」がほころび始め、サクラの季節の訪れを告げています。
淡い白やピンクのかわいらしい花が姿を現しました。春と秋に2回花を咲かせる早咲きの「十月桜」です。
弘前市の上土手町では、商店街がある道路沿いに50本ほどの「十月桜」が植えられています。
2025年は例年より10日ほど早く、先週あたりから花がほころび始め、これから弘前市の中心街を春色へと染め上げていきます。
上土手町商店街振興組合 山崎 均 理事長
「土手町はいま元気がないので、このサクラが咲いて明るくなって、みなさん土手町を歩いてくれれば」
「十月桜」が満開になった約10日後には、弘前公園のソメイヨシノが咲き始めると言われています。