全国チェーン店の展開が進まず“空白地”とも呼ばれる青森市に、牛丼や定食を提供する「松屋」と、とんかつ店「松のや」の複合店の出店が決まりました。オープンは6月上旬を予定しています。
松屋フーズによりますと、青森市に初出店となる「松屋」と「松のや」の複合店は、青森市浦町の観光通り沿いに2025年6月上旬のオープンを予定しています。
「松屋」は、定番の「牛めし」や豊富な定食メニュー、それにサービスで付く「みそ汁」が人気です。
国内に1100を超す店舗があり、県内でも2021年に弘前市、23年に八戸市に出店していました。
青森市は全国チェーンの進出が進まず、「コメダ珈琲」は全国で最後、「餃子の王将」や「ロイヤルホスト」は出店がなく、「松屋」の青森市への出店は鳥取県や島根県に先駆け、都道府県庁所在地では43番目となります。
松屋フーズの担当者は青森テレビの取材に対し、「県庁所在地の青森市に出店することとなり、多くの青森県の方に来ていただき、松屋の味を届けられたらうれしい」とコメントしています。