ふと思い立ち、自転車で日本一周

少年時代、繊細な性格だった河野さん。将来の夢は科学者だった。
河野崇章さん
「父が生物の先生で、いろんな知識を与えてくれたので、科学のことを勉強したいなとずっと思ってました」

中学、高校と野球に打ち込んでいた河野さんは、両親が教師だったこともあり、
美術教師になるために上京し、美術大学に進学した。しかし1年で辞め、就職する。

河野崇章さん
「印刷会社の商業デザイン部みたいなの所に勤務したんです。早く社会に出て働きたいという気持ちの方が勝ったのかな」
働きだして約2年。ふと思い立ったのが日本一周。
河野崇章さん
「自転車で日本一周したんですよ。アルバイトしながら2年ぐらい」

日本一周を終えた後は、当時付き合っていた女性と結婚するために再就職。
さらにできた縁で、広告代理店に転職。そこで大きな出会いに恵まれる。
