青森県内のインフルエンザ患者は前の週から減少しましたが、5つの地域に発表されているインフルエンザ警報は継続しています。

県のまとめによりますと、1月6日からの1週間に指定医療機関から報告のあったインフルエンザ患者は県全体で1341人でした。前の週からは380人の減少で、1医療機関あたりの患者数は23.12人になりました。

地域別では、年末に1医療機関あたりの患者数が53人まで増加した青東が半減するなど、6つの地域すべてで減少していますが、警報が発表されている5つの地域では解除基準の10人を下回らず、警報が継続しています。また、中南では4週連続の注意報です。

一方で、入院患者は前の週から15人増えて62人となり、うち7割が70歳以上です。

県はマスクの着用やこまめな手洗いのほか、重症化防止に効果的とされるワクチン接種を呼びかけています。