9歳の時に影響を受けたミュージカル「キャッツ」

三上莉衣菜さん
「9歳の時に東京へ旅行した時、劇団四季の『キャッツ』を観たんです。ミストフェリーズという猫のキャラクターがいるんですけど、その方がくるくると何回も回るんですね。そういうプロフェッショナルな姿とか、全体的な煌びやかな演出とか、こういう世界があるんだと…その煌びやかな世界にすごく感動をしたことを覚えています」
ミュージカルへの憧れが本物になり、音楽コースのある中学へ。さらに、当時演劇コースがあった青森山田高校へ進学。


三上莉衣菜さん
「当時の演劇コースは、演劇と言いながらもミュージカルをやっていたんですね。子どもたちがやりたいことを一生懸命サポートしてくれる学校だったので」
高校の恩師に勧められて受けたオーディションに合格。当時東京にあった、東宝のミュージカルアカデミーへ。そこは、全国から集まったライバルたちで溢れていた。

三上莉衣菜さん
「私もその時点で、自分が踊れると思ってたんですけど、いろんな県から集まった子たちの実力を見た時に、自分踊れないんだと衝撃を受けたことがありますね。もっと頑張ろうという気持ちになりました」
その後、卒業公演で大役を演じることになる。
