「六ヶ所再処理工」場の新たな完成目標が発表されました。日本原燃は当初、9月末までとしていた完成時期を「2026年度中」としました。
日本原燃の増田尚宏社長は29日、宮下知事を訪ね、27回目となる再処理工場の完成延期と新たな目標を報告しました。
当初、9月末までとしていた工場の完成時期は「2026年度中」となりました。
今回の延期は、完成に必要な原子力規制委員会による工事計画の審査が終わっていないためです。報告を受けた宮下知事は日本原燃の対応に不信感をあらわにしました。
青森県 宮下宗一郎知事
「新しい工程を示したとしても、直ちに信頼することはできない。長い期間にわたって完成延期があると、このことが核燃料サイクル全体の信頼が揺らぎかねない」
宮下知事は、国の核燃料サイクル政策について工場の完成延期を踏まえた見解を伺うために年内にも関係閣僚が集まる核燃料サイクル協議会を開催するよう政府に求めるとしています。
また、29日は六ヶ所村の戸田衛村長も日本原燃の幹部から県と同様の報告を受けると「遺憾だ」と述べました。
六ヶ所村 戸田衛村長
「(前回の延期報告時に)完成へ大詰めを迎えている。完成の前倒しを達成すべく安全を最優先に取り組むとのことだったので(当時は)大いに期待していました。大変残念であり、遺憾の一言に尽きます」
このほかにも、日本原燃は再処理工場と同じく9月末までとしていた「MOX燃料工場」の完成目標についても2027年度中に変更しました。












