全国高校野球選手権=夏の甲子園で青森山田は19日滋賀学園との準々決勝に臨みます。

ベスト8に進んだ青森山田はここまで2試合で23安打14得点と打線が好調です。練習からナインのバットは振れていますが、このチームはまだ力を出せていない選手もいます。
※新井宇輝アナウンサー
「最強青森山田打線、最後のピースはこの選手です」
クリーンアップの一角を担う5番の吉川勇大選手。春の選抜では打率4割超え、對馬選手と並ぶチーム最多安打で、チームでは唯一U-18の日本代表候補に選ばれています。

その大きな特徴は……高校野球では珍しく木製バットを使っています。
当初は「見た目」から入りましたがよりバットの芯で捉える意識が強まったといいこの夏も木製バットを選びました。
※青森山田・吉川勇大選手
「やっぱり木製でやってきたので、ずっとやってきた分、自信持って、逆に木製の方が振れるので使い続けています」
今大会、スタメンの野手では唯一ヒットが出ていませんが、吉川選手の奮起がベスト4入りには欠かせません。
※青森山田・吉川勇大選手
「仲間に助けられて、ここまで勝ち上がっているので、次からの試合(準々決勝以降)はどんどん活躍していければいいかなと思います」
青森山田は19日の準々決勝第2試合で滋賀学園と対戦します。