■このユニフォーム姿に見覚えありますね
2022年1月に現役を引退した陸上の元オリンピック選手で、板柳町出身の福士加代子(ふくし・かよこ)さんです。
今年1月のラストランで着ていたユニホームが再現された高さ5メートルのかかしが姿を現すと、関係者は完成度の高さに驚いていました。

※かかしロード280 永井幸男実行委員長
「顔もそうですが、スタイルも本人にけっこう似ているなと思います。大変すばらしいシンボルかかしになったと思っております。」

このシンボルかかしは毎年、ねぶた師の北村蓮明さんが制作を手がけていましたが、今年は、孫弟子の板垣大地さんにバトンタッチ。

板垣さんは約3週間でかかしを作り上げ、安堵の表情を見せていました。
※シンボルかかしを制作した板垣大地さん
「絵に描くのと立体になるのは全然違うので、また高い位置から見る表情と正面の表情も変わって来るので、見てくれた人が誰か分かってくれればありがたい。」


「かかしロード280」は8月28日にオープニングセレモニーが行われ、大小さまざまなかかしがこれから収穫の秋を迎える沿道沿いの田んぼや道路を見守ります。