約30万個の受精卵→1か月後→生存しているのは30匹

水の中を元気に泳ぐ稚魚は、“海の黒いダイヤ”と呼ばれるクロマグロの「稚魚」。体長は3cmほどあります。
養殖しているのは、青森市にある「県営浅虫水族館」です。6月18日に搬入されたクロマグロの受精卵は約30万個。それから1か月あまり経ち、今は30匹が生存しています。

浅虫水族館飼育展示部 三浦弘毅さん
「今回、共食いで大きく数を減らしてしまったんですけれども、お腹が減ってしまうと同じ仲間であってもエサだと思って、噛みつきをするんですよ。噛みつかれてそれが元で死んでしまう」
浅虫水族館がクロマグロの養殖を始めたのは2019年でした―。