先月、青森県七戸町の私有地で男性の遺体が見つかり、元会社役員の男らが死体遺棄の疑いで逮捕された事件で、警察は男性の殺害に関わったとして男3人を殺人の疑いで再逮捕しました。
殺人の疑いで再逮捕されたのは、いずれも七戸町の十枝内伸一郎容疑者と竹内洋容疑者、それに六戸町の原子豊容疑者です。警察によりますと3人は、ことし1月7日から2月2日ごろまでの間、七戸町のトラック運転手だった谷名幸児さんを両手両足が縛られた状態で樹脂製容器に入れて蓋を固定し、七戸町内の私有地にあるコンテナに放置したあと、土の中に容器ごと埋めて殺害した疑いが持たれています。十枝内容疑者と竹内容疑者は、死体を遺棄した罪で起訴されていて、原子容疑者は覚醒剤取締法違反の罪で起訴されています。警察によりますと、3人は十枝内容疑者が経営していた運送会社で面識があったということです。警察は3人の認否について明らかにしていませんが、谷名さんの殺害に関与した疑いが強まったとして18日に再逮捕しました。警察は19日に3人の身柄を検察庁に送り、犯行の経緯などについてさらに追及する方針です。