青森県の「八戸中央卸売市場」。9日朝に、ずらりと並んだ野菜の競りが行われましたが、全般に高値となっていて、一部の葉物は倍近くとなっています。この高値はいつまで続くのでしょうか…。

威勢のいい競り人の声が市場内に響く中、行われた野菜の競り。競り落としたのは地元・八戸のスーパーです。

やまはる 中野信子さん
「高いって感じる。時期のものをお客さんに見せたいから、うちは昔からの八百屋だからね。(店での販売価格を)努力してますよ。ちょっと高すぎますね…」

現在の野菜の卸売価格です。トマトは例年この時期であれば、75円前後が現在110円に。ダイコンは1本120~150円が170円。さらにキャベツ、ハクサイは倍近い値段になることもあるといいます。

この原因は、あたたかい日が続いた2月から一転、ぶり返した寒気です。この時期の産地、関東圏では雨が多く、生育不良に追打ちをかけ野菜の価格は特に3月下旬に高くなりました。

八戸中央青果 柞木田靖行常務
「(野菜)全般高かったですね、1週間前でだいぶ価格が下がった品目もありますが、またここにきてぶり返して値上がりした品目もあります」

2週間前の卸売り価格で特に高かったのがハクサイ。
1箱4玉入りが5000円前後。つまり店頭に並べば、1玉1250円以上にもなっていたと言います。

現在、それぞれ幾分、値は下がりましたがキャベツ、トマトは今後、上昇基調。さらにニンジンは5月の連休に向けて値上がりが予想されています。

八戸中央青果 柞木田靖行常務
「(ニンジンは)3月の低温で太身が出てこないということで、生産量が例年に比べて少ない部分が気になっていて、へたをすればもう少し高くなるのかなというところもあります」

八戸中央青果は、順調に気温が上がれば野菜全般の価格は落ち着くとみていますが、その後は梅雨の影響による価格変動を不安要素としてあげています。