青森県内に住む女性が自宅に届いた本人名義のキャッシュカードに送金して1200万円をだまし取られました。警察は特殊詐欺事件として捜査を進めています。

被害に遭ったのは県内に住む70代の女性です。警察によりますと、今年2月ごろ「警察庁のヨシダ」を名乗る男から「覚醒剤や麻薬をやっている知人を捕まえたが、犯人はあなたのキャッシュカードを持っていた。警察はあなたを犯人の仲間だと思っている」などと電話がありました。

女性のもとには、男から毎日のように電話がかかってきて、3月25日ごろには、自宅に大手ネット銀行のキャッシュカードが届いたということです。キャッシュカードは女性名義の口座のものでした。女性はこのキャッシュカードの口座を開設した覚えはありませんでしたが、「キャッシュカードの口座にできるだけお金を振り込みしなさい」「お金はすぐに返ってくる」などと言われて、金融機関の窓口で1200万円を送金しました。窓口の担当者は女性から本人名義の口座への送金を依頼されたため、不信感を抱かなかったということです。

4月1日に金融機関に相談して女性は詐欺だと気づき、被害届を提出しました。警察は、現金を要求された場合は、警察や家族などに相談して絶対に1人で対応しないよう注意を呼びかけています。