しゃぶしゃぶで有名な和食レストラン「木曽路」で集団食中毒が発生し、160人以上が症状を訴えていたことがわかりました。6歳から88歳の幅広い年代の人が嘔吐や下痢などの症状を訴えたということですが、主な原因となったのは「恵方巻き」でした。
163人のうち115人が「特選海鮮太巻き」食べる

記者(2月14日午後7時半ごろ)
「こちらの和食レストラン・木曽路西新井店で、ノロウイルスによる集団食中毒が発生しました。現在は営業を再開しています」
こだわりは、厳選された上質の肉。
“しゃぶしゃぶ”が自慢の「木曽路」で発生した集団食中毒。
木曽路のコメント
「ご飲食いただいた複数のお客様から、嘔吐・下痢などの症状のお申し出がありました」
食中毒が発生したのは、東京・足立区の木曽路西新井店。

足立保健所によると、1月30日から2月3日にかけて、この店で食事をした6歳から88歳までの163人が嘔吐や下痢などの症状を訴えました。
このうち、8歳の男の子を含む3人が下痢などの症状が重く、入院したということです。

現時点で原因は、4つのメニューとみられます。
▼海老や蟹が巻かれた「特選海鮮太巻き」▼大皿に盛り合わせた「刺身定食」▼ランチ限定の「かに御膳」▼お造り2種を盛り合わせた「お昼御膳」

症状を訴えた163人のうち、115人が「特選海鮮太巻き」を食べていたということです。
足立保健所は、ノロウイルスによる食中毒と断定し、2月6日から10日まで店の営業停止処分を行ったということです。
近所の人は…
近所に住む男性
「4回くらい(行ったことがある)。商売で付き合いがある方とよく使っている」
Q.163人がノロウイルスになったのですが。
近所に住む男性
「ブランド力がある店なので残念」

近所に住む女性
「木曽路自体の印象がちょっとランク上みたいなところがあったので、そういった管理は大丈夫かと思っていたから、びっくりしている」