石川3区選出で自民党の西田昭二衆院議員が代表を務める政党支部が3年前に国と取引のある地元の建設会社2社からあわせて200万円の寄付を受けていたことが分かりました。
収支報告書によりますと西田氏が代表を務める「自民党石川県第3選挙区支部」は2021年に行われた衆議院選挙で地元の建設会社2社から100万円ずつの寄付を受けました。この2社は当時、国の公共事業を受注していましたが、公職選挙法では国と契約を結ぶ当事者が国政選挙に関連した寄付をすることを禁じています。
西田氏の事務所は「寄付は政党支部の活動の支援として受けとったもの。当時、国の公共事業を受注していたことは知らず法律に抵触する寄付と考えていない」としながらも「道義的見地から14日までに返金した」としています。

一方、石川1区選出の小森卓郎衆院議員が代表を務める「自民党石川県第1選挙区支部」も衆院選直前に国と取引がある建設会社から50万円の寄付を受けとり、13日までに返金したということです。