船に積めるだけ積んでもさらに3倍のイワシが…
大岩丸船頭 曽場慎太郎さん「乗られてここに来られる時よりも、船が若干沈んでいるんですよ」

大量のイワシで船が沈んでいます。イワシ6800キロを引き上げましたが、網にはまだまだイワシが残っています。

大岩丸船頭 曽場慎太郎さん:「積めるだけ積んでも倍か、3倍網の中にイワシがいる」


これ以上積むと、船が沈んでしまうため、残りは海に戻さざる得ません。残ったイワシは定置網から海に帰って行きました。
普段、定置網は2か所に設置しているそうですが、イワシが獲れすぎて船に積めないことから、今は定置網を1か所にしているといいます。

ところで、このとき氷見市の気温は0℃以下、曽場さんはタンクトップ姿で海の上で作業をしていますが、寒くないのでしょうか?



大岩丸船頭 曽場慎太郎さん:「服が汚れるのでいつもこの格好です。服を着ているとイワシのうろこが洗濯機につまってしまうので。それに服を着ていても濡れて寒くなるので、それならばこの格好でいい」





イワシを陸に上げた後、漁港に帰る途中、夜が明けてきました。雄大な北アルプスの山々に日がさしてきます。