昨季セ・リーグ投手二冠の東克樹(28)が13日、今キャンプ4度目のブルペンで101球を投げこんだ。

「これから実戦に入ってくるので、今日くらいしか投げ込める時はないなと思って、多めに投げた」と今キャンプ最多の投球。東以外の多くの投手が「ライブBP」を含めた実戦形式での登板をこなしている中、東はこれまで登板がない。「不安しかないです」と言うが、ここまでの調整については「いいんじゃないですかね。1つ1つ課題をつぶしていきながらブルペンも入れてますし、順調じゃないかな」。順調ぶりを強調した。

昨季、共に「最優秀バッテリー賞」を受賞した“相棒”山本祐大(25)とのキャンプ期間中のコミュニケーションも順調かと問われると「なかなか祐大がブルペン受けに来てくれない、コミュニケーション取れていないですよ」と記者たちの笑いを誘った。

最初の実戦形式の登板は19日の「ライブBP」を予定している。「打者の反応とかそういうものを確認しながらゲームに入っていけたらと思います」と意気込んだ。