
住吉キャスター:
こちら、私が作っているお弁当です。
豊﨑キャスター:
彩りもきれいですね。
住吉キャスター:
実は私、ほぼ毎日、お弁当を作っているんですが、この時期、気になるのが『食中毒』ですよね。
気温や湿度が高いこの季節、自宅でお弁当を作る時に、どんな注意が必要なのか取材しました。
■ この時期に怖いのは『カンピロバクター』
学校や職場での楽しみの1つ、お弁当。
しかし今年は観測史上最も早い先月28日に梅雨明けし、暑さが襲ってきました。
せっかくのお弁当。台無しにはしたくないですよね。
長崎県は高温多湿で食中毒が多発する8月を中心に、食品の管理に注意を呼び掛けています。

長崎県 県民生活環境部 橋本 朋子 係長:
「気温・湿度が高くなるにつれて『細菌性の食中毒』が発生しやすくなりますので、ご家庭でも注意が必要かなと思います。細菌性の食中毒でも特に多いのは、『カンピロバクター』による食中毒です」

カンピロバクターとは、鶏や豚などの腸内にある菌で、加熱などの処理が不十分だと下痢や発熱、嘔吐などの症状が現れます。
家庭では・食材の加熱不足や・肉を切った包丁やまな板でサラダを作ることなどによって食中毒が引き起こされるケースが見受けられるそうです。
橋本 朋子 係長:
「ご高齢の方とか小さいお子さんとか、免疫力があまり高くない方は、重症化する恐れが高くなります。」
そこで、夏場のお弁当作りの注意点を食育インストラクターに聞きました。

住吉:「Pintの料理コーナーでもおなじみの加藤奈美さんです」
私の ”自慢のお弁当” を、食中毒 予防の観点からチェックしてもらいました。

住吉:
「お弁当作りは日課で、Pintの若手スタッフの中では一番料理をやっているという自負があるんですが…先生。こんな感じです」
食育インストラクター 加藤 奈美さん:
「彩り的にはもう120点ですが、食中毒の見地から見ると…うーん、結構低いかも」
食中毒予防のため、どんなことに気を付ければいいのでしょうか──