国の特別天然記念物、カンムリワシの観察会が11日に石垣島で行われ、親子連れらが参加しました。

この観察会は、カンムリワシの保護活動を行う団体や環境省が毎年この時期に行っていて、参加した親子連れらおよそ45人が、水田や林に潜むカンムリワシを探しました。

この日は青空の広がる良い天気で、すぐに木の枝にいるところや、餌をついばむ姿など4羽が見つかり、それぞれ双眼鏡で観察しました。

参加した女性
「あ、いた!」
「可愛い、冠も立ってる」

環境省 石垣自然保護官事務所 古見用介自然保護官
「交通事故の防止について特に強く訴えたい。日頃から運転にご注意いただいて、スピードが出ていると感じた時は少しブレーキを踏んでいただくとか、アクセルを緩めていただくとか、配慮を頂けたと思います」

環境省では、11月から3月の間はカンムリワシの活動が活発になるとして、安全運転を呼びかけています。