今年4月に行われる予定の衆院長崎3区の補欠選挙を巡り、立憲民主党の山田勝彦衆院議員が12日、長崎県大村市で出馬会見を開きました。

立憲民主党・山田勝彦衆議院議員(比例九州)
「お金の力で動く金権政治ではなく、国民の声で動くまっとうな政治へ。もう変えんば。」
山田勝彦衆院議員は立憲民主党所属の44歳。3年前の衆院選で小選挙区では落選したものの、比例九州ブロックで復活当選を果たし、現在1期目です。
党の泉代表とともに臨んだ会見で、山田議員は人口減少対策や一次産業の再生離島振興に取り組むと訴え、今回の補選の発端となった自民党の裏金問題を最大の争点にしたいと述べました。
山田勝彦衆議院議員(比例九州)「長崎県民は裏金議員を許さないんだと、そういう民意を示す戦いだと、思っております。」

衆院長崎3区の補欠選挙を巡っては今のところ日本維新の会の新人で平戸市で学習塾を経営する井上翔一朗氏も出馬を表明しています。

一方、自民党長崎県連は候補者を擁立するかどうか賛否が分かれていて、「党本部の判断を待つ」としています。
衆院長崎3区の補欠選挙は4月16日告示、28日投開票の予定です。