俳優・勝野洋さんと、タレントで日本におけるハワイアンキルトの第一人者・キャシー中島さん夫妻が結婚45周年を迎え、日本橋三越で行われた「三越350周年×Yumi Katsura アニバーサリーウエディング」で「サファイアウエディング」を挙行しました。二女でフラダンサー・勝野雅奈恵さん、長男で手芸家・勝野洋輔さんらが参列し見守りました。

2人は、勝野洋さんが「テキサス刑事」役で出演したドラマ「太陽にほえろ!」のテーマ曲にのって登場。

サファイア婚にちなみ、キャシーさんは桂由美さんデザインの白いドレスに青いリボンがあしらわれたウエディングドレス、勝野さんは同じく桂由美さんデザインの青いタキシード姿を披露しました。

キャシーさんと向かい合った勝野さんは、“結婚を決意してから45年です。あのときの夢は結婚でした。いい女性をもらおうと決意していましたが、そんな簡単なことじゃありません。あのとき木の下で決意したことが、こんな素晴らしい結果になるとは…“と話すと、感極まり涙。

そして“人生ですから、いろんなつらいことも、楽しいこともたくさんあります。どんなことも受け入れてくれて…本当にありがとう“と、涙を拭いながら感謝を伝えると大きな拍手を浴びました。

キャシーさんは“まさか、あなた泣かない人よね“と、勝野さんの涙に驚きながら“45年間、浮気しないでくれてありがとう。素晴らしい家族を作ってくれてありがとう“と夫に感謝。会場は温かい空気に包まれました。

涙の理由について勝野さんは、“娘のことを思い出してね“と、2009年に肺がんのため29歳で亡くなった長女、勝野七奈美さんに思いを馳せていたことを告白。記者から“七奈美さんも喜んでいますね“と声をかけられると、“そうですね。(2人が)仲良くすることが一番うれしいと思うんでね“としみじみ話しました。

また、登場曲となった「太陽にほえろ!」のテーマ曲について聞かれると、勝野さんは“あれ、ひっくり返りますね“と笑わせ、“50年前ですからねぇ。あれ聞くと若返りますね。(登場した階段を)駆け降りそうになりましたよ“と若々しく答え、キャシーさんも“置いていかれるところだった!“と盛り上げていました。
【担当:芸能情報ステーション】