北欧フィンランドで11日、大統領選の決選投票が行われ、隣国ロシアに対して強硬姿勢を掲げるストゥブ元首相が勝利しました。
即日開票の結果、与党・国民連合のアレクサンデル・ストゥブ元首相(55)が51.6%の票を獲得し、野党・緑の党のペッカ・ハービスト前外相(65)を上回り、勝利しました。
ロシアと国境を接するフィンランドはロシアによるウクライナ侵攻を受け、去年4月、軍事的中立の方針を転換し、NATO=北大西洋条約機構に加盟。加盟後初となった今回の大統領選で決選投票に進んだ2人は、いずれもNATOを重視し、ロシアに対して強硬姿勢を掲げていました。
選挙戦では、ストゥブ氏がNATO加盟国として核兵器の国内通過を認める考えを示したのに対し、ハービスト氏はこれに反対するなど、安全保障のあり方が争点となっていました。
大統領選は12年間大統領を務めた現職のニーニスト氏(75)の任期満了に伴い、実施されたもので、投票率は70%に達しました。
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