「減らないでどんどん増えている」未だに止まらない誹謗中傷

家族に宛てた手紙(一部抜粋)
「本当にごめんね。(子どもの名前)の成長をもっと見ていたかった。当初ジャニーズの問題で今まで忘れてた記憶が蘇り、怒りが出たのと同時に辛さも有り、この社会悪を淘汰するには被害者の声が一人でも多く必要と考え、今まで何もした事の無い自分が初めて社会の役に立ち、(子どもの名前)が少しでも暮らしやすい社会に変えられるんじゃないかとの思いで声をあげました。ただ最近色んな思い出せなかった記憶がどんどん蘇り、平常心を保つのが難しくなってきました」
蘇った性被害のトラウマ。
激しくなる一方の誹謗中傷に、ジャニーズ事務所も有効な対策を打てなかった。

亡くなった男性の妻
「主人が言っていたのが『誹謗中傷に対しての対策がなさすぎる』って。それは私も感じる。減らないでどんどん増えている」
そして男性が亡くなったあとも、誹謗中傷は続いている。

「自業自得」「野垂れ死んでいい気味」。自殺の原因は「夫婦関係」などという根拠のない投稿も…。
亡くなった男性の妻
「『奥さんがお金のために売り込んで殺した』とかね。本人亡くなっているじゃないですか。それでターゲットがいなくなったから家族に向かってくる。どうなったら終わるのかなっていうのはすごくある」