能登半島地震の被災地で口腔ケアや虫歯治療の支援を行うため、歯科医師らによる災害歯科支援チーム「JDAT(ジェイダット)」が、きょう(10日)石川県輪島市に派遣されました。
派遣されたのは岡山県内の歯科医師と歯科衛生士あわせて4人です。水不足に悩まされている被災地では歯磨きなどの口腔ケアができないことで虫歯や歯周病だけではなく雑菌が肺に入っておきる「誤えん性肺炎」のリスクも指摘されています。支援チームは歯ブラシなど100種類以上の器材を避難所に運び、虫歯の応急処置や水がなくても可能な口腔ケアの指導などを行うということです。
(災害歯科支援チーム 水川正弘リーダー)「コロナとかインフルエンザも蔓延してきていると聞いております。それを防ぐのは口腔内の環境をよくすることが一番大切なこと」
支援チームはきょう石川県輪島市に到着し、あすから2日間支援活動を行う予定です。