8日に山梨県甲州市の寺の敷地で生後間もない赤ちゃんの遺体が見つかった事件で、遺体は司法解剖の結果、へその緒はついたままの状態で外傷はなく、死因の特定ができなかったということです。

記者:
「住宅街にあるこちらの寺できのう赤ちゃんの遺体が見つかり、きょうも警察が捜査しています」

8日午後2時すぎ、甲州市塩山上井尻にある清水寺(せいすいじ)の敷地内を散歩していた近隣住民から警察に通報がありました。

通報者「動物の遺体らしきものがある」

現場に駆けつけた警察官が確認したのは、生後間もない赤ちゃんの遺体です。

警察によりますと司法解剖の結果、赤ちゃんは女の子で、へその緒はついたままの状態だったということです。

また、外傷は無く腐敗が進んでいたため死因の特定はできませんでした。

捜査関係者によりますと遺体は本堂裏側の土の上で裸の状態で見つかり、近くの住民の目撃情報から寺には少なくとも6日間は遺棄されていたとみられています。

寺の住職は「毎日本堂に行っていますが異変に気づくことはなかったです。ただただご冥福をお祈りします」と話していました。

記者:
「寺の周辺は朝から近隣住民が散歩などで利用する場所です」

近隣住民:
「すごく静かな場所ですね。(事件があり)ちょっと怖いです」

現場は、JR塩山駅から西におよそ2kmの住宅が点在している地域で、警察は死体遺棄事件として捜査するとともにDNA鑑定などで両親の特定を急いでいます。