日南キャンプの第2クール最終日。8日は、シートバッティングに登板するため、2軍から4人の投手が1軍に合流。2021年以来の1軍マウンドを目指す 高橋昂也 や、プロ10年目の今シーズン、フォームを大胆に変更した 塹江敦哉 などが沖縄キャンプ行きの切符を奪うために必死の投球を披露します。

広島カープ 塹江敦哉 投手
「手応えはあるので、しっかり、それを出せるようにがんばります。自分のパフォーマンスをしっかり試合で出せるようにまずは準備して、開幕は1軍でしっかりできればいいなっていうふうに思っています」

そして、昼から行われたランチ特打には、大卒ルーキーの3投手( 高太一 、滝田一希 、赤塚健利 )が登板します。

初めての打者との対戦で、ただでさえ緊張するのに、周りには首脳陣がずらり…。ドキドキのマウンドで、それぞれが打者5人に対して25球ずつを投げ込みました。

3人とも全体的に制球面で苦しむなど、課題が見つかる登板となり、生き残りをかけて今後の巻き返しを目指します。

一方、バッターでは、侍ジャパンの候補にも名前が挙がる3年目、田村俊介 がアピール。ルーキーを相手に3打席で2本のヒット性の当たりを放ち、注目の外野手争いで早くも存在感を高めています。

伊東平 アナウンサー
ルーキーたちの登板がありましたが、高投手に対して登板後、新井監督は「ナイスピッチング」と言ったそうです。高投手もあさっての第3クールではしっかりと自分の課題でありますインサイド。インサイドに投げ込むのが特徴なんですけれども、あとは変化球の精度とか、そういったところをさらに精度を上げていきたいということでした。